和歌山市議会 2012-03-02 03月02日-04号
次に、色抜き条例についてでありますが、工場から排出される着色排水に対しては法の規制がなく、排水が着色し、美観を大きく損なっていた内川の状況を改善するための一環として、平成3年に和歌山市排出水の色等規制条例が制定されました。平成6年4月の規制基準適用以後は内川の着色度も大幅に改善され、川本来の色を取り戻し、魚の泳ぐ姿も見られるようになっています。
次に、色抜き条例についてでありますが、工場から排出される着色排水に対しては法の規制がなく、排水が着色し、美観を大きく損なっていた内川の状況を改善するための一環として、平成3年に和歌山市排出水の色等規制条例が制定されました。平成6年4月の規制基準適用以後は内川の着色度も大幅に改善され、川本来の色を取り戻し、魚の泳ぐ姿も見られるようになっています。
そのうち着色排水で処理が必要な事業所が化学会社18社、染色会社4社の計22社でございます。 当該事業所の脱色設備の進捗状況でございますが、21社が既に着工してございまして、1社につきましては着色廃液を外部委託処分するため、処理設備の設置はございません。 既に着工している事業所のうち8社が完成しており、現在、各機器、薬品等の調整のため試運転を断続的に行ってございます。
さて、過日、6月3日の新聞だったと思いますが、グンゼ株式会社が綿製品の染色加工で生じる着色排水を脱色するノウハウを開発したと発表されておりました。本市が皮切りとなって全国各地で着色排水規制の動きが高まる中で研究しておったが、従来グンゼが行ってきた脱色処理に比べ、透明度がアップする上、コストが半分で済むという。今秋からグンゼの宮津工場で採用する。
今後の計画の中でも、着色排水事業所は取り込まないと考えてございます。本処理場の流入水はほとんど一般家庭排水が対象でございまして、水質的には着色度が低く、生物処理を主とする現有施設で対応が可能と考えてございます。
次に、排出水等の色等の規制条例に関する問題でございますが、現在、他都市では、和歌山市の内川のような都市中心部を流れる川で黒色を呈している川は、他都市ではほとんどなく、また、流域に着色排水を排出している工場の多いところは少なくなってまいりました。このような中で、市民によりよい環境を目指す意識の向上により、内川の色についての苦情は日ごろ絶えないところでございます。
しかし、受け入れ水質はクリアしてございますが、着色排水の脱色ができておりません。この排水は難生物分解性排水であり、通常の生物処理では処理が難しく、そのため、高濃度排水を各企業で前処理をせずに集中して物理化学的処理で対応する方法を検討してございます。 一昨日の答弁にもお答えいたしましたが、費用が相当高額化に至りましたので、企業と市の技術担当者会議の中で細部にわたる検討を行ってございます。
なお、水質汚濁防止法の特定施設は 740社程度ありますが、今回の条例の対象となる工場等を除きますと、ほとんど工場等は着色排水にはならないものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(和田秀教君) 橋口水道局長。 〔水道局長橋口敏彦君登壇〕 ◎水道局長(橋口敏彦君) 16番藤井議員の質疑にお答えいたします。 濁り水、出水不良の解消については、いずれも配水管の布設更新を必要といたします。
今議会に着色排水規制の条例が提案されています。人類の生活と水とのかかわりは、生存上、最も深くかかわってきたことは歴史が証明しております。このような語りで始めることは、余りにも効率ばかりを求め、高度成長時代に生きてきた私自身の反省も含めのことであります。今日都市開発整備に伴って、親水公園などの必要性が増し、その水環境と水質が問われております。
このため今回和歌川処理区内の着色排水及び難分解性CODの高濃度排水を対象としまして、活性炭吸着を主体とし脱色を及びCOD除去をテストプラントにより実験調査するものでございます。 また、この調査に基づき、国・県の指導を仰ぐとともに、広く学識経験者並びに市民も参加をいただき、プロジェクトチームをつくり、その中で処理技術並びに諸施策等を集約していくものでございます。
また、規制基準のない着色排水につきましても、行政指導の中で企業の理解を得ながら協力を願っているところでございます。 従来、水質汚濁の原因は工場排水によるものと言われてまいりましたが、近年生活系排水が汚濁の大きな原因となってきておりまして、生活系汚濁負荷量が全体の6割程度を占めていると言われています。
その内容につきましては、内川に放流している工場の調査及び和歌川終末処理場の放流水にかかる着色排水の脱色等の検討でございます。以降、内川浄化を推進するため、本年7月1日に担当助役を会長とする、和歌山市和歌川浄化対策協議会の設置を行いました。これからは本協議会の中で有色排水事業所等と脱色等排水改善について協議を行い、内川浄化対策に当たってまいるよう考えてございます。 以上でございます。